アパレル業界、外資ブランドへの転職!求人の探し方や給料まとめ
「外資ブランドで働きたい」と考える方も多くいるはずです。
しかし今までその経験がなければ、以下の様にたくさんの疑問が出てくるのではないでしょうか。
● 「外資系アパレルブランドの給料はどれくらいなんだろう?」
● 「外資ブランドの面接を受けるとき、志望動機で何か注意することはあるの?」
● 「外資ブランドの求人を探すときのポイントって?」
今回は、こうした疑問の解消につながるような情報をお届けしていきますので、是非参考になさってください。
外資系アパレルブランドの給料は?志望動機の注意点は?
外資ブランドへの転職を考えたときには、当然給料についても気になってきます。
また本格的に転職活動を進めていく中では、志望動機について考える場面も出てきます。ここでは、そんな2つの事柄についての情報を紹介していきます。
外資系アパレルブランドの店頭スタッフの給料をチェック!
外資系高級ブランドの場合
外資系の高級ブランドともなると、一般的にあまり給料が高くないことの多いショップスタッフであっても、高収入を得ることが可能になります。
例えばGUCCIに中途入社してきた専門学校卒のショップスタッフ(35歳)の場合、基本給が500,000円という非常に高い月収を得ています。(2012年度)
その年に関しては賞与は一切なしだったものの、それでも通勤手当等を含めると年収648万円という驚くべき結果になりました。
ちなみにこのショップスタッフの方は管理職でもあるため、同じブランドでも一般のショップスタッフの方とは給料に違いがあります。
ただ、このように“夢のある”外資系高級ブランドでも、ブランドによっては店長もしくは店長候補であっても年収は430万円程度という結果になることもあります。
外資系ファストファッションの場合
ファストファッションの場合、やはり高級ブランドに比べると給料が落ちる傾向にあります。
外資系ファストファッションのひとつ「H&M」の短大卒フロアスタッフ(29歳・中途入社)の場合、基本給は237,000円でした。(2013年度)
またその年に関しては賞与が一切なく、年収は通勤手当を含めて312万円という結果になりました。
外資ブランドに対する志望動機での注意点
日本のブランドに対する志望動機では、「昔からこのブランドのファンで〜」というようなスタンスも歓迎されるかもしれませんが、外資ブランドの場合、そういったスタンスは歓迎されない可能性があります。
ブランドへの愛があることはとても良いことですが、それが志望動機のメインになってしまっているようだと、好感触を得ることは難しくなります。
またこれは外資ブランドに限らず、すべての業界において言えることですが、ブランドサイトを見ただけでわかるようなことしか伝えられないようだと、企業理解の浅さが露呈してしまうことになるので、志望動機の準備段階では企業リサーチもしっかりと行っていきましょう。
そして外資ブランドの場合は、志望動機を述べる際の表情にも注意しましょう。
緊張からか、何となく申し訳なさそうに志望動機を話す方も日本人には少なくないですが、外資ブランドに対してはそれでは通用しません。
もっと「伝えたい」という気持ちを込めていく必要があるので、面接担当者の目を見ながら、いきいきとした表情や手振りを含めながら面接を乗り切っていくことが大切です。
外資ブランドへ転職したい!求人探しはどう進めるべき?
外資ブランドへの転職に興味はあるけれど、なかなか物事が前に進まないという方も多いのではないでしょうか。
そんなときにはまず、転職活動や求人探しのポイントについて知ることから始めていきましょう。
転職の目的を明確にする
外資ブランドへの転職を考えている方の多くは、「このブランドで働きたい」という願望を持っているはずです。
ただ誰もが希望のブランドで働けるとは限りませんから、柔軟に転職活動を進めていけるように、候補となる外資ブランドを3つか4つ程度考えておくことをオススメします。
また、「外資ブランドでどんな仕事をしたいか」というのもハッキリさせておく必要があります。
前職の経験を生かしての転職にするのか、それとも新たな職種へとチャレンジするのかなどを自分なりにしっかりと考えておくことも重要です。
希望する職種に就くための語学力は十分かどうかを知る
外資ブランドで働く方すべてが英語に堪能というわけでもないでしょうが、職種によっては日常会話以上の英語力が求められることもありますし、英語以外の言語のスキルが求められることもあります。
英語力に問題ないという方ならこの点は心配いりませんが、そうでない方はまずは英語力を上げることから始める必要があるかもしれません。
一方、外資ブランドの中でも英語力がほぼ必要のない職種もあります。例えば、外資ブランドの営業職。
営業先が主に日本の百貨店で、その担当者が日本の方、あるいは日本語に堪能な方であれば、日常業務において英語を使う機会がほぼないということになります。
そういった場合、外資ブランドの求人を見ても英語が必須条件でないことが多いです。
転職意思が固まったら転職エージェントへの登録を
本格的に外資ブランドへの転職活動をスタートさせるとなれば、転職エージェントへの登録をオススメいたします。
そこに登録すれば、キャリアアドバイザーから非公開求人を含めた外資ブランドの求人を紹介してもらえるため、自分で求人を探す必要もなくなります。
ファッション業界の求人を専門とした転職エージェントでは外資ブランドの求人も取り扱っていますので、そのような専門的な転職エージェントのご利用もオススメです。
憧れの外資ブランドへの転職を成功させるためには、事前の情報収集も大切になります。そうやって情報を得ていく中で、自分自身の転職活動の進め方というのも見えてくるはずです。
また転職エージェントに登録後は、キャリアアドバイザーの面談を通して希望条件に合う求人を紹介してもらえるほか、面接日程の調整等も行ってもらえます。
転職未経験でも、そういったサポートがあれば安心して転職活動に取り組むことができそうです。