事務職の正社員求人の探し方!採用されるには?給料が良い所は?
「事務職って派遣社員や契約社員が結構多いイメージだけど、正社員としての採用はやっぱり厳しいのかな?」
もしかしたらあなたも、こんな風に考えているかもしれません。
派遣社員や契約社員でも賞与をもらえる場合もありますが、それでも「やっぱり正社員がいい」と考える方は多いです。
また、正社員としての採用を目指す場合や事務職の給料に対しては以下の様な疑問や悩みが出てくることもあります。
● 「事務職の正社員を目指しているけれど、なかなか受からない」
● 「事務職の正社員って給料はどれくらいなの?」
● 「高収入の事務職求人ってある?」
こうした疑問やお悩みについては、あなたにも引っかかる部分があるかもしれません。
そこで今回は、事務職の正社員求人の給料や探し方、受からない場合の対処法などについて情報をお届けしていきます。
正社員としての採用を希望している方は是非参考になさってくださいね。
事務職の正社員求人はどう探す?給料はどれくらい?
事務職の正社員求人のみをチェックしたい場合は、どのような方法で求人を探していけばいいのでしょうか?
また正社員の事務職の場合、給料はどの程度あるものなのでしょうか?
事務職の正社員求人を探す際のポイント
事務職の正社員求人だけを表示させたい場合は、転職サイト上にて雇用形態の正社員の項目にチェックを入れてください。
職種「事務職」+雇用形態「正社員」で、事務職の正社員求人のみが表示されます。
その他に勤務地や希望年収などを選択すれば、より自分の希望に近い求人だけに絞り込むことができます。
また、転職エージェントのご利用で、転職サイトには掲載されていない「非公開求人」を紹介してもらうことも可能です。
正社員の事務職の給料はどれくらい?
事務職の年収相場の目安は、だいたい250万円〜350万円です。
事務系総合職である人事や経理などだと、平均年収がそれ以上になることもありますが、一般事務や営業事務だと平均年収はあまり高くありません。
また、雇用形態による給料の違いですが、「正社員のほうが給料が高い」とは一概には言えません。
同じ会社に長く務めるのであればトータル的に正社員のほうが給料が高くなることがありますが、1〜3年程度の短期間であれば正社員の手取り額を派遣社員の手取り額が上回るケースが多いです。
高収入の事務職正社員求人はある?
一般事務や営業事務ですとあまり高収入には期待できないのですが、だからこそ、そういった職種にも高収入の求人はあるのか?というのは気になるものです。
一般事務や営業事務においては、年収400万円以上、あるいは年収350万円以上は高収入といえますが、実際に転職サイトで検索してみると、「一般事務・営業事務+正社員+年収400万円以上」でヒットする求人は案外あります。
ただそのような求人では、「給与例の一例が年収400万円以上」というケースもあります。
そういう場合、その企業に採用されたからといって必ず年収400万円になるというわけではありません。
また転職サイトによっては「一般事務・営業事務」で検索しているにも関わらず、あまりそれと関連性がないような求人までヒットしてしまうことがあります。
そういったことが煩わしい場合は、やはり転職エージェントのご利用をオススメします。
「正社員の事務職で、できれば年収350〜400万円以上がいい」というような希望を伝えれば、転職エージェントがそれに該当する求人を探してくれます。
正社員事務職として採用されたいのに受からない!どうすればいい?
長期の安定を求めて正社員の事務職として採用されることを希望する方は多いです。
しかし実際に転職活動をしてみても、なかなか受からないということがあるようです。そういった場合、どのように対処すればいいのでしょうか?
事務職は人気職!ゆえにパートでも競争が激しい
事務職の中でも一般事務はとくに人気が高く、また競争が激しい職種です。
この0.25倍という数字は、4人の希望者に対して、求人が1件ある”という状態を示しています。
≪出典:NIKKEI STYLE≫
また企業によっては1人の採用枠に30人程度の応募者が殺到することもあるため、たとえパート採用を希望する場合でもなかなか受からない現状があります。
正社員の事務職(一般事務)はなかなか辞めない
企業は、事務職の正社員採用を止めていく傾向にあります。
また、一度事務職を派遣会社に任せることにした会社は、その後もずっと派遣会社を利用する可能性のほうが高いです。
そうした厳しい状況に加え、激しい競争を勝ち抜いた正社員の事務職はなかなか辞めません。
それゆえ、正社員の事務職となるとさらに採用枠が限られてしまいます。
まずは派遣として事務の仕事を始めるのもアリ
正社員の事務職が諦めきれないのであれば、一向に受からないという状況でも、受かるまで転職活動を続けてみるという方法も当然あります。
ただ、受からない日々が続くのは精神的にも大変ですし、転職活動が長引けば経済的な問題が出てくることもあります。
そんなときには、まずは派遣として事務の仕事を始めてみるという方法も有効です。
派遣社員の場合は、派遣スタッフとしての登録を済ませることで仕事を紹介してもらうことができます。
また正社員や契約社員へのステップアップが可能な「紹介予定派遣」として働くことも可能です。
この他、事務職へのこだわりが薄れてきたというのであれば、他の職種に対して視野を広げてみるのもオススメです。
こうした求人選びについての相談をするなら、上記でも触れた「転職エージェント」がぴったりです。
転職エージェントからのヒアリングを通じて、自覚していなかった自分に合った仕事を提案してもらうこともできます。
事務職の正社員採用が厳しいという場合には、こうした選択肢についても目を向けてみてくださいね。
さて今回は、事務職の正社員求人や給料、採用についてさまざまな情報をお届けしてきました。
上記のように、今の時代、とくに一般事務としての正社員採用を目指す方には厳しい状況が続いています。
ですがそういった希望があるのであれば、その実現のためにまずはできることから始めてみてはいかがでしょうか。