事務職は男性でも可能?!未経験でも可能?年収や男女比は?
一般的に、女性が多いというイメージのある事務職。
このため「男でも事務職に就けるんだろうか」といった悩みも出てきやすくなっています。
また、そうやって事務職に興味のある男性だと、以下の様な疑問にも心当たりがあるかもしれません。
● 「事務職の男女比ってどれくらい?」
● 「未経験の男性でも事務職として採用される?」
● 「事務職の年収ってどれくらいなんだろう?」
そこで今回は、事務職は男でもなれるのかといった基本的な問題や、事務職における男女比や年収などについてまとめていきます。
事務職に興味のある方は是非チェックしてみてくださいね。
事務職は男でも無理じゃない?男女比や年収は?
女性がほとんどというイメージもある事務職ですが、実際のところ男性でも事務職は可能なのでしょうか?
またこちらでは、気になる男女比や年収についても紹介していきます。
事務職は男でも無理ではないけれど・・・
男性であっても、中には事務職に就いている方はいらっしゃいます。
ですが現在のところ「事務職=女性の仕事」という暗黙の了解があるので、男性であるというだけで事務職として採用されづらくなる傾向があるのは否定できません。
ですが、女性だけに募集をかけるのは原則としてできませんので、求人票には「男性不可」とは記載されていません。
しかし現実には、以下の様なことも行われているようです。
≪出典:YAHOO!知恵袋≫
一方、男性が事務系の仕事を目指すのであれば、総務事務や経理事務に目を向けると良いという見方もあります。
一般事務や営業事務にこだわらず、事務系の仕事に就きたいという場合には、総務や経理にも着目してみるといいかもしれませんね。
気になる事務職(一般事務)の男女比
「はたらいく」では、一般事務の応募者の男女比を公開しています。
その比率は男性39%・女性61%で、圧倒的に女性のほうが多いという結果になりました。
しかもこれは「応募者」の男女比であるため、実際に採用された事務員の男女比となると、さらに女性の割合が高まるのではないでしょうか。
≪出典:はたらいく≫
事務職(男)の年収はどれくらい?
事務職にもいろいろありますが、例えば一般事務ですと、年収の相場としては250〜350万円程度がひとつの参考になります。
なお、同じ事務系の仕事でも、経理事務や人事事務は平均年収が頭一つ抜けている傾向にあります。
例えば経理事務ですと、サイトによっては平均年収が約440万円、人事事務ですと平均年収が約480万円と紹介されていることもあります。
ただ基本的には、一般事務や営業事務ですと高収入はあまり期待できません。
事務職は未経験の男には厳しい?
上記のように、その種類によっては男性の採用が難しい傾向にある事務職。
そうなるとやはり、事務職未経験の男性が採用されるのはより厳しくなってしまうのでしょうか?
経験者が有利なのは事務職も同じ
事務職の採用枠はあまり大きくないため、女性であってもなかなか事務職として採用されない場合があります。
また事務職に関しても、未経験者よりは即戦力となりえる経験者のほうが優遇されるため、未経験だとさらに採用という結果を得るのが難しくなります。
しかし、数としては少ないながらも、未経験から事務職として採用された男性も中にはいらっしゃいます。
そのためには、やはりパソコンスキルは磨いておくべきかもしれません。
「未経験可」という求人でも、応募条件として「エクセル、ワードが使えること」と書かれているケースは非常に多いですから、未経験に加えエクセルやワードが使えないとなると採用の可能性がかなり少なくなってしまいます。
また、そういったパソコンスキルのアピールのために「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」や「日商PC検定」などを受けるのもオススメです。
そのような資格があれば、語らずともパソコンスキルをアピールすることができますよ。
【番外編】事務職の男は勝ち組?
ネット上では、男女問わず事務職は勝ち組だという意見もちらほら見られます。
たしかに冷暖房が完備された職場で座って仕事ができ、繁忙期以外は残業もあまりなく、人間関係が良好な職場なら、たとえお給料があまり高くなくても勝ち組だと思えるかもしれません。
またネット上では、「事務職の女性は勝ち組なのでは?」という書き込みも見られます。
≪出典:教えて!goo≫
このように、やはり事務職というのはたとえパートであっても競争率が高い傾向にあるようですね。
その中を勝ち抜けたから勝ち組かどうかはさておき、事務職には女性人気の高い職業であることは間違いありません。
女性人気が高く、なおかつ事務職=女性の仕事という考え方が変わらない限り事務職を目指す男性には厳しい状況が続きますが、今後その考え方が変化し、一般事務や営業事務であっても男性の割合が増える可能性はゼロではありません。
さて今回は、事務職に興味のある男性に向けてさまざまな情報をお届けしてきました。
該当する男性にとっては少し耳が痛い内容が多くなってしまったかもしれませんが、事務職の仕事がしたいという男性は、たとえ未経験であってもまずは諦めないことが大切です。
また、そういった転職活動への不安は、転職エージェントへの相談で解消できるかもしれません。
転職エージェントが気になる方は、まずはWEBサイトへとアクセスしてみてくださいね。