事務職の新卒倍率と求人の探し方!自己PRの仕方や年収の目安は?
「事務職としての新卒採用を考えているけど、倍率はやっぱり高いんだろうか?」などと考えている方も多いのではないでしょうか。
また事務職としての新卒採用に対しては、以下の様な疑問も挙げられます。
● 「新卒採用で大学の事務職員を目指しているけど、倍率はどんな感じなんだろう?」
● 「病院の事務職も競争率が高い?」
● 「新卒が応募できる事務職の求人はどうやって探す?」
● 「事務職を希望する場合、自己PRはどんな風に書けばいいんだろう?」
もしかしたらあなたも、こうした疑問に心当たりがあるかもしれません。
そこで今回は、上記のような疑問の解消に役立てていただける情報をお届けしていきます。
事務職の新卒求人倍率は?大学や病院の事務職員は人気?
新卒で事務職を目指す場合に気になる新卒求人倍率。実際は、どの程度の倍率があるものなのでしょうか?
事務職の新卒求人倍率は高い
結論から言うと、事務職の新卒求人倍率は高い傾向にあります。
2016年1月時点での事務職の有効求人倍率は0.34倍と、非常に狭き門となっています。
また、事務職の中でもとくに人気がある一般事務の場合、同時期での有効求人倍率は0.27倍とさらに競争率は高まります。
一般事務や営業事務ですと、エクセルやワードなどがそれなりに使え、基本的なパソコンスキルがあれば比較的仕事しやすいため、応募へのハードルが低めなのです。これも、人気を集める要因になっています。
一般事務や営業事務は、年収の目安も250〜350万円程度とあまり高くはありませんが、それでも人気が下がる様子はありません。
なお新卒求人に限らず、そもそも事務職というのは採用枠が少なめに設定されていることから、倍率が高くなりやすいのです。
大学の事務職も新卒から人気!
大学の事務職員の新卒採用倍率は、低くても50倍といわれるとほど、とても高くなっています。
またある大学は、その倍率が約370倍にもなった年があるなど、場合によってはとてつもない倍率になることがあります。
ただ、どうしても大学の事務職員になりたいというのであれば、倍率がどんなに高くてもとりあえずエントリーしてみるしかありません。
病院の事務職も新卒には厳しい?
病院の事務職員も、やはり例外なく倍率は高めな傾向にあるようです。
また、病院によっては中途採用枠がほとんどで、新卒にはより狭き門になっていることもあります。
事務職の新卒求人を見つけるには?自己PRはどうする?
上記のように、とても人気の高い事務の仕事。この新卒求人はどのようなサイトやサービスで探していけばいいのでしょうか?
また、自己PRを作成するうえで押さえておきたいポイントには何があるのでしょうか?
就職サイトや就職エージェントで事務職の新卒求人をチェック
事務職の新卒求人を探す場合は、マイナビやリクナビに代表される就職サイトや就職エージェントなどを利用します。
就職サイトの場合は自分でサイトから求人情報を検索し、気になる企業に応募するという流れになりますが、就職エージェントの場合はキャリアアドバイザーが企業との間に立ち、求人紹介や履歴書添削、面接アドバイスなどのサービスを提供してくれます。
就職サイトで有名なマイナビだと「マイナビ新卒紹介」が、リクナビだと「リクナビ就職エージェント」が就職エージェントにあたります。
就職サイトでの具体的な探し方
事務職の新卒求人の探し方については、わざわざ紹介してみるまでもないかもしれません。
ただ今回は、以下でリクナビを取り上げ、求人(企業)の探し方を簡単に紹介します。
リクナビの場合
1.「企業検索」をクリックした先にある「職種から探す」をクリック
2.「事務系」はトップにきているので、その中から「事務系すべて」もしくは「一般事務・営業事務」など、自身に当てはまるカテゴリをクリックする
3.例えば「一般事務・営業事務」にチェックを入れ、「検索結果を見る」をクリックすると、検索結果の一覧が表示される
4.「さらに絞り込む」から「制度や特徴」を選ぶと、「入社3年後定着率90%以上」「有休消化50%以上」などの条件が表示されるので、当てはまるものをクリックして絞り込み検索をかけることもできる。また、もちろん「地域」や「採用状況」などの条件を設定することも可能。
なお、最初から絞り込み検索をすることも可能。
事務職を目指す新卒!自己PRはどうする?
就活をするうえで悩みどころのひとつとなるのが「自己PR」です。
事務職を目指す場合、以下の様な点に注意しながら自己PRを作成してみてはいかがでしょうか。
「人を支える仕事が向いている」は自己PRにならない
事務職がサポート的業務なのは否定しませんが、サポートするのが得意というだけでは自己PRとしては弱い可能性があります。
ですから自己PRや志望動機でその点だけをアピールするのは、あまり得策ではないかもしれません。
具体的なエピソードを交える
自己PRでは、学生時代に熱心に取り組んだエピソードを交えることも多いですが、その場合にはそのエピソードをできるだけ具体的に述べることが大切です。
そうやって具体的に述べているエピソードとしては、以下の様な例があります。
≪出典:allabout≫
なお、マイナビではスカウト用の「自己PR文作成ツール」というのも用意されています。
自分でいちから考えるのは大変という場合は、そういったツールを賢く利用してみてもいいのではないでしょうか。
さて今回は、事務職としての新卒採用を希望している方に向けてさまざまな情報をお届けしてきました。
その中で何かお役立ていただける情報があれば幸いです。