データベースエンジニアの給料まとめ!仕事内容ややりがいは?
顧客情報や商品情報等に関して、昔は紙媒体でデータを保存していましたが、最近ではほとんどがデータベースとしてシステムで管理されています。
こういったデータベースシステムの設計や運営には欠かせない”データベースエンジニア”ですが、今現在の需要や今後の将来性に関して気になっている人も多いようです。
そこで今回は以下についてまとめてみました。
● データベースエンジニアの仕事内容ややりがいとは?
● データベースエンジニアの給料や平均年収は?
● データベースエンジニアの求人はどうやって探すの?
今の時代、様々な場面でデータベースを扱う事が増えてきており、データベースに強みを持っていれば、将来的にもキャリアプランを立てやすくなる可能性もあります。
もしあなたが近い将来転職を考えていて、≪データベースエンジニア≫に関して興味があると言う事なら、是非最後までご覧頂き、参考にしてもらえればと思います。
データベースエンジニアの仕事内容や役割は?
最近では、”データベースエンジニア”と言う括りでの職種はあまり聞かなくなりましたが、主にどういった仕事をするのでしょうか?まずはこちらから見て行きましょう。
データベースエンジニアの仕事内容
データベースの開発・設計
昨今ではほとんどの企業でITが活用されてきていますが、中でも目的のデータを瞬時に取り出せる様なデータベースシステムは重要な役割を果たします。
このデータベースシステムの設計や開発、構築を行うのはデータベースエンジニアの仕事となります。
データベースの管理・運用
設計や開発を行ったデータベースの管理や運用を行うのもデータベースエンジニアの仕事です。
セキュリティ面や利便性を考慮して運用して行くのはもちろん、スピーディーに必要なデータを引き出せる様にしたり、不正データの受け付け拒否や、負荷分散を行う事なども求められます。
データベースの活用と提案
最近では”事業に役立つデータ”の事を≪ビッグデータ≫と呼ばれる事もありますが、運用しているデータをいかに企業の戦略として活用するか?と言うのも、データベースエンジニアの仕事の一つになる事もあります。
どんなデータを集め、どの様に分析すれば企業の戦略として活かせるかを、経営陣とともに考える事を求められる場合もあります。
データベースエンジニアの役割ややりがいは?
データベースエンジニアは、企業における情報システム全体のデータ資源を管理する役割を担い、時には基幹データベースの設計や構築を行う役目を果たします。
今現在はデータベースの活用がほとんどの場面で見られる割に、しっかりとした知識を有したデータベースエンジニアは少ないと言われています。
その為、データベースエンジニアとして経験を積むと、人材としての市場価値自体が非常に大きく、知識と経験を身につけて行くにつれて、やりがいも大きくなって行きます。
データベースエンジニアの給料や年収はどれぐらい?
他の職種に関しては仕事内容も知っておきたい所ですが、平均年収に関しても転職の際には重要となります。
データベースエンジニアの給料や平均年収は?!
データベースエンジニアの平均給与は?
データベースエンジニアの平均年収に関しては、詳細なデータを見つける事が出来ませんでした。
そこで実際に転職サイト大手の≪マイナビエージェント≫にて、”データベースエンジニア”の求人を検索し、出てきた年収をチェックしてみました。
勤務地 |
モデル年収 |
仕事内容 |
---|---|---|
東京都 |
400万円〜700万円 |
■同社の新しい柱となるアドテクノロジーを強化する部門が新しく新設されました。 |
宮城県 |
380万円〜600万円 |
■SAP本稼働後の業務系保守運用業務 |
東京都 |
350万円〜500万円 |
入社直後は、当社のビジョンや事業戦略、事業概要や具体的な仕事内容についての研修を行ない、その後は配属部署において必要となる知識・スキルを習得するためにOJTが行われます。 |
愛知県 |
500万円以上 |
【仕事内容】 |
京都府 |
600万円 |
・基幹システムの開発業務 |
東京都 |
400万円 |
■臨床試験における症例登録業務に必要とされるシステムの開発 |
東京都 |
350万円〜650万円 |
【仕事内容】 |
上記はサンプルとして抽出しましたが、これらのデータを参考に平均年収を算出すると、データベースエンジニアの年収は約425万〜564万円となりました。
他の職種と比較すると給料は安い方?
データベースエンジニアの給料に関しては、前項で平均年収が約425万〜564万円と言う数字が出ましたが、この年収は他の職種と比べて高い方なのでしょうか?
こちらに関しては、転職サイト大手のdodaが公開している『平均年収/生涯賃金データ2014』を見ると、100職種全体の平均年収が442万円と言う事なので、データベースエンジニアの方が若干年収は高くなります。
ただ、データベースエンジニアは、勤める企業や年齢、経験年数などによって大きく年収が変わるので、未経験に近い様な状態であれば、他の職種よりも安くなってしまう可能性もあります。
データベースエンジニア求人はどうやって探せば良い?
最近では”データベースエンジニア”と言う職種自体昔に比べると耳にする事が少なくなってきました。そんな中データベースエンジニアの求人を探す際にはどのような所で、どのような方法で探すのが良いでしょうか?
データベースエンジニア求人はどうやって見つけるの?!
データベースエンジニア求人の探し方
データベースエンジニアと言う職種は、インフラエンジニアやセキュリティエンジニアなどと混同して考えられる事も多く、データベース管理者やデータ管理者として専門性の高いエンジニアの求人は見つけにくくなっています。
そんな中でデータベースエンジニアの高待遇、高給与求人を探すには、まず様々な転職サイトや転職エージェントで≪データベースエンジニア≫と入力し、登録する前に検索してみてください。
ほとんどの場合、公開されている求人が個人情報などの登録をせずに見る事が出来ますので、ここで出てくる求人数が比較的多い所から優先的に登録すると、データベースエンジニアの求人も見つけやすくなるかと思います。
データベースエンジニアを転職エージェントで探してみると・・・
前項で紹介した方法で、実際にいくつかの転職エージェントで≪データベースエンジニア≫を検索してみましたので、その結果を紹介させて頂きます。
大手転職サイト&転職エージェント |
データベースエンジニアの求人数 |
---|---|
526件+非公開求人1884件 |
|
0件(データベースのみで検索すると111件) |
|
1件 |
|
153件(非公開も含めると317件) |
|
6件+非公開求人9件 |
上記を見ると、一番データベースエンジニアの求人が多いのがマイナビエージェント×ITの526件(非公開1884件)、その次に多いのがパソナキャリアの317件と言う結果となりました。
このデータを見ると、データベースエンジニアの求人を探すなら、マイナビエージェント×ITかパソナキャリアに優先的に登録すると、良い求人が見つかり易いかもしれませんね。
データベースエンジニアの給料ややりがい等に関して今回は紹介しましたが、流行が早いIT業界において、どの場面でも活用されるデータベースエンジニアは今後も市場価値は高くなりそうです。
そう考えると、これからキャリアプランを考える上で、データベースエンジニアも選択肢の一つに加えるのは良いかもしれませんね。