フリーエンジニアの給料や平均年収!仕事の報酬相場まとめ
会社から独立したエンジニアの事を一般的に”フリーエンジニア”と呼びますが、今現在IT業界で働いている人の中にも、”将来的にフリーエンジニアとして独立を考えている”と言う人もいるかと思います。
ただ”会社に属さない”のは、メリットでもあればデメリットでもある為、一度はフリーエンジニアになる事を考えたと言う人でも、その勢いのまま会社を退職出来る人は中々いない様です。
そこで今回は以下の点についてまとめてみました。
● フリーエンジニアの給料や平均年収は?
● フリーエンジニアの仕事の受注方法
● フリーエンジニアの報酬相場
もし今現在転職を考えていない場合でも、将来的に”フリーエンジニア”として独立する事も視野に入れておくと、仕事の幅も広がりますし、見えてくるビジョンも変わってきます。
是非この機会に”フリーエンジニア”の給与状況や今後についての理解を深め、将来の一つの選択肢として持っておかれる事をオススメします。
フリーエンジニアの給料や平均年収は?
フリーエンジニアになるにあたって一番気になる事と言えば”給料”の事かもしれません。会社に属さずに自由に仕事が出来ても、会社員時代よりも格段に給料が下がってしまっては意味がありません。
そこでまずはフリーエンジニアの給料や平均年収に関して調査してみました。
フリーエンジニアの給料事情!
人によって大きな差がある!?
フリーエンジニアと言っても、元々エンジニアとして企業で働いていて独立すれば”フリーエンジニア”となり、極端に言うと、全く仕事をしていなくてもフリーエンジニアと呼べてしまいます。
こういった事から同じフリーエンジニアでもしっかりと個人で企業と契約している人もいれば、ネット上のフリーエンジニア求人サイトなどから仕事を請け負っている人もいるので給料には大きな差があります。
自分自身で仕事を取ってくる自信があったり、会社勤めの時に培った人脈などで仕事が貰えるならそれなりに収入も安定しますが、そうでない場合は、毎年の年収も大きく変動します。
フリーエンジニアの実際の給料は?
前項で述べた様に、フリーエンジニアと言っても年収にかなりの差がある上に、経費の計上や申告なども自分自身で行っている場合があり、実際の年収と所得が大きく異なっている人もいるようです。
そう考えると、フリーエンジニアと言う職種で正確な給料のデータを取ろうと思っても中々難しいのが現状です。
一応ネット上を調査すると、Web制作のお悩みを解決するサービス≪W3Q≫と言うサイトで、「フリーランスの年収ってぶっちゃけどう?」と言う質問に対しての回答があったのでこちらをまとめてみました。
※サイトに関しては”Web制作”と書いていますが、回答している人はIT関連で働いている人も多いようなのでこちらを参考にしましたが、内容を見ると信憑性に関しては分からないので、あくまで参考までにお願いします。
年収 |
割合 |
---|---|
100〜200万円 |
20% |
201〜400万円 |
30% |
401〜600万円 |
15% |
601〜800万円 |
10% |
801〜1000万円 |
5% |
1001〜1200万円 |
10% |
1201〜1400万円 |
10% |
※上記はフリーエンジニアを含むフリーランスの給料となっています。また、書き込まれていた内容全てが、所得なのか?年収なのか?細かい基準を定めた質問ではないので、正直な所あまりあてにはならないかもしれません。
フリーエンジニアの仕事の受注方法について!
ある程度分かっている事かもしれませんが、フリーエンジニアになると自分自身で仕事を取ってこないと、基本的には無職と同じ状況になってしまいます。
そこでここからは、仕事の受注の方法に関してご紹介させて頂きます。
フリーエンジニアの仕事の受注方法!
フリーエンジニアになってからの仕事の受注方法に関しては、基本的に以下の3つの方法のいずれかを取る事がほとんどです。
● 前の仕事で作った人脈を頼りに仕事を貰う
● 自分自身で営業や開発を行い、受注から納品まで完結させる
● フリーエンジニアの案件が掲載されているサイトを利用する
この中でも特に現実的で、たくさんのフリーエンジニアが採用している受注方法がネット上にある”フリーエンジニア専門の案件サイト”の利用です。
フリーエンジニア向けの案件が確認出来るサイト3選!
前項で紹介した様に、基本的にフリーエンジニアになっても中々自分自身の力のみでは仕事は受注出来ません。
そこで沢山の人が利用しているのが”フリーエンジニア専門の案件サイト”なので、こちらに関してオススメのサービスを厳選して紹介させて頂きます。
1.レバテックフリーランス
https://freelance.levtech.jp/
レバテックフリーランスは仕事自体が2次請け、3次請けを通さない”エンド直請け”なので、高い報酬が期待出来ます。レバテックフリーランスを利用しているトップクラスのエンジニアだと1ヶ月で160万円以上稼いでいると言う事なので、フリーエンジニアになった際には、まず優先的に登録しておきたいサービスと言えます。
2.ビッグデータナビ
https://bigdata-navi.com/
ビッグデータナビは、最近耳にするようになったビッグデータやデータマイニングの分野を中心とした関連案件をたくさん掲載しています。もしビッグデータ業界に興味があると言う事なら、今後のキャリアについての相談にも乗ってもらえるので、利用してみる価値はあるかと思います。
3.フリーエンジニア求人サイト - グッドワークス
https://www.goodworks.bz/
グッドワークスはWeb系、オープン系の開発案件に強く、また”フリーエンジニア独立支援サービス”なども受ける事が出来る優良サービスです。
フリーエンジニアの報酬単価
先ほど紹介したフリーエンジニアの求人案件サイトですが、実際に”一つの案件につきいくらぐらいの報酬がもらえるのか?”と言うのは気になる所ではないでしょうか?
そこで実際に前項で紹介したサイトを元に調査してまとめてみました。
フリーエンジニアの報酬単価や相場はどれぐらい?
まずは、最初に紹介した≪レバテックフリーランス≫にて新着案件をチェックしてみました。(※調査したのは2015年8月です)
分かり易く表にして整理すると・・・
募集案件内容 |
報酬単価 |
---|---|
自社メディア開発フロントエンド |
〜550000円/月 |
【Java】BtoCサイトアプリケーション開発 |
〜650000円/月 |
人材系Webサイト新規開発 |
〜800000円/月 |
【Unity(ゲーム)】スマートフォン向けIPネイティブゲームアプリ開発 |
〜850000円/月 |
【Perl】CtoCマッチングシステム開発 |
〜1550000円/月 |
【PHP】SPゲームアプリ新規機能追加開発 |
〜600000円/月 |
上記の様な報酬単価となっていました。
その他には、≪ビッグデータナビ≫でも調査したのですが、こちらに関しては、最初から下記の様に単価の設定をして案件を絞り込む事が出来ます。
上記の様に、フリーエンジニアとなると、自分の知識とスキルで仕事を選んで受注し、会社に縛られずに仕事が出来るのが大きな魅力と言えます。
今回はフリーエンジニアの給料や報酬単価について見て頂きましたがいかがだったでしょうか?中には将来的な独立に向けてモチベーションが上がったと言う人もいれば、「会社員としてこのまま頑張ろう」と新たに決意した人もいるかもしれません。
ただ、転職を考える際の一つの選択肢として持っておくと、視野も広がりますし、今後のキャリアアップにも役立つ可能性はあるので、是非何となくでも覚えておいて貰えればと思います。