ITエンジニア業界の転職に有利な資格まとめ!
ITエンジニア業界で将来的なキャリアアップや給料アップを考えた時、出来るだけスムーズに転職を成功させたいと考えるのが一般的です。
ですがIT業界と言うと、職種によって必要とされる知識や経験が全く異なる為、出来れば”次の転職に向けて有利な資格を欲しい”と考える人も少なくありません。
ただ、実際に資格取得について調べてみても、たくさんの資格がある為、以下の様な悩みを抱えてしまいます・・・。
● 「IT業界で転職を考える時、どんな資格が有利に働くの!?」
● 「IT関連の資格を取るなら、何がオススメ?転職でアピール出来るのは?」
● 「IT関係の資格を取りたいのですが、今一番有望な資格はなんでしょうか?」
上記の様にIT関連の資格取得に関して悩んでいる人が多いようなので、今回は≪IT業界の転職に有利な資格≫についてまとめてみました。
もし上記一つでもあなたの悩みに当てはまる様なら、是非最後までご覧頂ければ、その悩みや疑問も解決するのではないかと思います。
ITエンジニア業界の資格まとめ!
まずは基本的なIT関連の資格についてまとめましたので、理解を深める為にも事前知識として持っておきましょう。
国家資格とベンダー資格の違い
ITエンジニア業界で役立つ資格としては、基本的に≪国家資格≫と≪ベンダー資格≫に分かれます。まずはこの2つの資格の位置づけと違いについて見て行きましょう。
国家資格とは
IT業界における国家資格とは、”製品などに特化しない基礎知識を問う資格”で、実務へ活かす目的ではなく基礎的な知識を持つ事で、問題発生時の解決力や応用力が身に付きます。
ベンダー資格とは
国家資格が”製品に特化しない”のに対し、ベンダー資格は、”企業が自社製品に関しての知識や技能が一定水準以上である”と認定してくれる、いわゆる≪民間資格≫です。
それぞれの違いは?
国家資格は基礎的な知識が身につく為、ITエンジニア業界内において、どんな職場に行っても無駄にはなりません。
その反面ベンダー資格は製品に特化している為、活躍できる場が限られてくると言うデメリットがあるものの、一部の職場では目に見える形で実務スキルとして役に立ちます。
今現在のキャリアと経験、今後どの様な所で活躍したいのか?によって、国家資格を取得するか?ベンダー資格を取得するか?は決めた方が良いかと思います。
ITエンジニア業界に関連する主な資格
まず最初に国家資格とベンダー資格に関して理解を深めて頂きましたので、それぞれの主な関連資格を一覧で紹介させて頂きます。
下記全てに詳細先のURLを指定しておりますので、気になる資格があればクリックしてもらうと試験時期や合格率、資格の内容などを確認する事が出来ます。
IT業界で役立つ国家資格一覧
IT業界で役立つベンダー資格一覧
未経験から有利な資格と、IT業界内の転職に有利な資格
IT関連の資格に関しては、何となくでもご理解頂けたかと思いますので、更にその資格に対して”どのような資格が転職に有利か?”などを深く説明していきます。
中でもオススメの資格は?
国家資格とベンダー資格を合わせるとかなりの数の資格があり、「結局どれを取るべき?」と迷ってしまうかと思います。
ただ、既に取得している資格があり、今現在IT業界で働いている場合と、全く異業種で働いていて、資格を一つも持っていない場合では、オススメ出来る資格は変わってきます。
今回資格に関して調査して行く中で、転職大手のリクナビNEXTが『転職に効く資格はどれ!?みんなのIT資格を1000人に調査』と言う記事の中で公表しているデータが非常に参考になりました。
上記を元に、それぞれオススメ出来る資格を考察してみましょう。
※上記のデータに関しては数年前のものとなるので、ここから紹介するオススメの資格に関しては、2015年現在の動向なども含めて考察しております。
異業種から未経験で資格を取る場合
上記のデータを参考にすると、基本的にIT業界において、
● 基本情報技術者
を保有している人が最も多いと言う事が分かっており、またIT業界でキャリアをスタートさせるには、まずこの≪基本情報技術者≫の取得を推奨する企業も多いようです。
そう考えると、未経験からITエンジニア業界への転職を考えた時、オススメ出来る資格としては≪基本情報技術者≫と言う事になります。
ただ、その一方で「年収アップに効果的だと思うか?」と言う問いに対しては「それほど役に立たない」と言う結果が読み取れるので、IT業界に入ってから年収アップを目指すには、他の資格取得も視野に入れた方が良いかもしれませんね。
IT業界内の転職で有利な資格
IT業界において転職で有利な資格となると、既に≪基本情報技術者≫は取得しており、その次のステップとしての資格取得になるかと思います。
転職で有利な資格と年収アップに効果的な資格と言うのは、同じ意味として捉える事が出来る為、既にIT業界内で経験を積んでいる場合は以下の資格取得がオススメです。
● プロジェクトマネージャ
● ネットワークスペシャリスト
● 応用情報技術者
尚、転職を考えた時に企業に評価され易いのは国家資格ですが、サーバーやネットワークなどのインフラ系エンジニアに関しては、ベンダー資格の方が役に立つ可能性もありますし、逆に言うと資格取得よりも豊富な実務経験の方が有利に働く事がほとんどです。
IT業界の転職で資格以外に必要なもの!
ここまでITエンジニア業界の転職に有利な資格を紹介してきましたが、今現在のIT業界においては、資格取得以外にも
● コミュニケーション能力
● 主体性・積極性
● チームワーク・協調性
等の”ヒューマンスキル”も必要とされています。
また、転職時の面談の際には資格取得が有利に働く事もありますが、自分からアピールすべきなのはあくまで実務経験で、”今までどんな仕事を経験してきて、自分はどんな事が出来るか?”と言う点です。
中には資格取得が目的となってしまい、実務スキルが向上しない上に、資格を取得した後に著しく仕事に対するモチベーションが下がる事もありますので、この辺も踏まえて資格取得に関してはじっくりと検討される事をオススメします。
年収アップや手当がもらえるIT系資格の取得方法は?
今現在すでにITエンジニア業界で働いてながら資格取得を目指す人もいれば、これからIT業界で働くために資格に興味を持っている人もいるかと思います。
そこで最後に、IT系の資格取得に役立つ通信講座やWEB口座、無料の資料請求が可能なサイトをまとめてご紹介させて頂きます。
ITエンジニア業界で役立つ資格に興味があるなら!
サイト名 | 概要&取り扱っているIT系資格 |
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通信教育のフォーサイト | ・ITパスポート |
資格スクエア | ・ITパスポート
・情報セキュリティマネジメント |
ヒューマンアカデミー | ・IT業界就職対策総合コース
・IT業界就職対策コース |
ELITES(エリーツ) | ■ エンジニア要請スクール
※習得可能なスキル一覧 |
総合資格ナビ | ・MOS
・パソコン入門 |
ヒューマンの通信講座『たのまな』 | ・MOSマイクロソフトオフィススペシャリスト
・アドビオンライントレーニング 3ヵ月受け放題+Adobe Creative Cloud |
上記で紹介したサービスは、相談や資料請求が無料でできる所ばかりです。
もし興味がある様なら、この機会に資料請求だけでもしてみるのも良いかと思います。
IT業界の転職に有利な資格として、今回はいくつか紹介させて頂きましたが、IT業界においては資格を取得しなければ転職出来ないと言う事はなく、最終的にはやる気や情熱、コミュニケーション能力などが採用に影響する事もあります。
もちろん未経験からの転職であれば最低限の資格は保有しておきたい所ですが、資格取得にはそれなりの時間が必要となるので「これからの自分に必要な資格は何か?」をもう一度良く考えて検討される事をオススメします。