IT業界の転職、ネットワークエンジニアになるには?
ネットワーク業界は特に流れが速く、常に新しい情報や技術をチェックしておく事が必要とされるので、未経験からネットワークエンジニアへの転職となると少し難しく感じるかもしれません。
しかし、大変な仕事と言う事もあり、社内で仕事を受注した際の達成感は大きく、ITエンジニア業界内でも”やりがいのある仕事の一つ”とも言われているので、ネットワークエンジニアに憧れる人も少なくない様です。
そこで今回は≪ネットワークエンジニア≫に関して、以下の点を分かり易くまとめてみました。
● ネットワークエンジニアになるには?
● ネットワークエンジニアに必要な知識や資格
● ネットワークエンジニアの夜勤や残業について
● ネットワークエンジニアの年収はどれぐらい?
● ネットワークエンジニアの求人情報を調査!
もしネットワークエンジニアの仕事に興味があったり、今後転職を考えていると言う事なら、是非参考にしてもらえればと思います。
事前に転職希望先の仕事内容や、転職を希望する職種の情報を得る事は、IT業界内で転職を成功させる一つのポイントとなるので、是非積極的に理解を深めて貰えればと思います。
ネットワークエンジニアに必要な資格や知識は?
ネットワークエンジニアになる為には、やはりそれなりの知識や資格などがある方が、採用に有利なのは間違い有りませんので、こちらに関して分かり易く紹介させて頂きます。
ネットワークエンジニアの仕事内容
必要な知識に関しては、仕事内容を理解するとある程度見えてくるかと思うので、まずはネットワークエンジニアの仕事内容からご確認ください。
ネットワークシステムの保守・運用
基本的にネットワークシステムを構築した後の維持や管理、メンテナンス、障害が出た場合の復旧を行う事。
社内のネットワークに限らず、関連企業のネットワークに障害が出た場合も、復旧作業にあたるのはネットワークエンジニアの仕事の一つ。
ネットワークシステムの提案と設計
顧客に対してネットワークシステムの提案や概要設計を行う仕事。ネットワークエンジニアが行う仕事の一つですが、会社によっては営業やコンサルタントが行う場合もあります。
また詳細な設計を行ったり、設計して行く上での手順や試験項目の立案なども、基本的にネットワークエンジニアが行う事がほとんどです。
上記が主な仕事内容となりますが、もちろんこれだけではなく、他にも細かい業務はたくさんあります。
ネットワークエンジニアに関連する資格
国家資格一覧
ネットワークエンジニアに関連する国家資格としては以下の様なものがあります。
民間資格(ベンダー資格)
今後ネットワークエンジニアへの転職を考える様であれば、上記の資格に関しては把握しておいた方がいいかと思います。
もちろん既にいずれかを持っていると言う場合には、転職時にアピールする事も出来ますので、しっかりとチェックしておきたい所です。
ネットワークエンジニアの夜勤や残業について
ネットワークエンジニアの仕事で気になる点と言えば夜勤と残業です。会社によっては、24時間体制で運用監視を行っている所もあるので、勤務形態についても把握しておきたい所です。
ネットワークエンジニアの夜勤と残業について
夜勤は絶対にあるの!?
会社の規模や、サービスの内容によって大きく異なりますが、基本的にネットワークのメンテナンスは通常業務の昼間などに行う事は出来ません。
その為、夜間や休日にメンテナンス作業を行う事も多く、社内の業務状況によっては、定期的に夜勤をしなければならない所ももちろんあります。
ただ、ネットワークエンジニアと言ってもその内容は多岐に渡る為、必ずしも全員が定期的に夜勤をしているかと言うとそうではないので、この辺も転職前には事前に確認しておきたい所です。
残業が多いって本当!?
ネットワークの仕事は時間が読めない事が多く、当初5分程で終わるだろうと見越していた作業でも、中身を確認するとサーバーのリブートやバックアップが重なり、徹夜で作業を強いられる事もあります。
そうかと思えば、緊急の復旧作業でかなりの時間を要すると思っていたのに、いざ確認すると10分程の作業で終了する事もあり、作業時間が読めない事も多々あります。
こういった事から、残業が多く感じてしまうと言うネットワークエンジニアも少なくない様で、何となく業界内で残業が多いイメージがある様です。
ネットワークエンジニアの年収はどれぐらい?
あまり給与面ばかりを気にするのは良くありませんが、転職するにあたっては、「希望する職種の年収はどれぐらいだろう?」と考えるのが一般的です。
技術系(IT/通信)の職種に関しては、他の職種と比べても、比較的平均年収が高い傾向にある様ですが、ネットワークエンジニアに関しても見てみましょう。
ネットワークエンジニアの年収について!
転職大手のdodaが公開している『平均年収/生涯賃金データ 2014 職種別』によると、IT業界内の平均年収は以下の様になっていました。
上記を見ると、
ネットワークエンジニアの平均年収は464万円
と言う事で、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーには大きく離されているものの、SEやプログラマよりも給与面では優遇されている事が分かります。
ネットワークエンジニアの求人情報を調査!
平均年収に関してはご理解頂きましたが、”実際にどういった求人があるか?”と言う点も気になる所ですので、実際に調査してみました。
ネットワークエンジニアの求人情報をチェック!
ネットワークエンジニア求人の探し方は?
実際にネットワークエンジニアへの転職を考えた時、”どのようにして求人を探すか?”によっても、転職の成功と失敗が分かれてしまいます。
ネットワークエンジニアとして成功したいと考えた場合、転職先の企業情報や業務内容に関して詳しい方が良いので、出来れば”ITエンジニアに強い転職サイト”を利用される事をオススメします。
ITエンジニア業界に強い転職サイト一覧
ネットワークエンジニア求人を実際に探してみました。
上記で紹介させて頂いた”ITエンジニアに強い転職サイト”の中から、今回は≪レバテックキャリア≫にて、ネットワークエンジニアの求人を探してみました。
まずトップページより、『条件を指定して探す』と言う所の<職種>の項目から<ネットワークエンジニア>を指定します。
今回調査した2015年7月現在では、≪レバテックキャリア≫では、ネットワークエンジニアの求人は7件のみでした。
※上記画像をクリックすると、7件の詳細画像を確認する事が出来ます。
ただ、こういった≪転職エージェントや転職サイト≫に関しては、登録するとコンサルタントが”非公開求人”を紹介してくれる事もありますので、探す際には今回調査したレバテックキャリアなどに登録される事をオススメします。
今回はIT業界の転職先として人気のネットワークエンジニアに関して分かり易くまとめてみましたが、仕事内容や給与状況を確認する事で、今後転職する際には一つの目安になるのではないかと思います。
今すぐとは言わなくとも、今後転職する事を考えると、今回紹介した様な”興味のある職種”に関しては今後も積極的に知識を深めて、より良い転職先を見つけられる事を願っております。