転職先の決め手と注意点!決められない人へのコツとポイント
転職活動って、簡単な人にとってはとても簡単ですが、難しい人にとってはすごく難しいものですよね。
面接を何度受けても受からないという難しさももちろんありますが、以下の様な難しさもあるのではないでしょうか。
● 「内定をもらっても決め手が分からず、入社するか辞退するか迷う」
● 「たくさんの企業の中から選ぶ基準が見えなくて、転職先を決められない」
● 「今の会社を辞めたいけど、転職するか決断できない」
今回は、こうしたモヤモヤを抱えている方にぴったりな情報をお届けしていきます。興味のある方は是非ご覧くださいね。
転職の決め手となった理由とは?内定をもらって迷った時の決め方!
ここでは、転職の決め手となった理由や内定をもらった時にどのように決断したのかをご紹介します。複数の会社から内定をもらっている方や、内定通知を見て迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
転職経験者が選ぶ決め手とした1番の理由は?
転職活動は、プライベートの時間も削らなくてはいけないですし、忙しい合間を縫って行わなくてはいけないためすごく大変です。そんな中、みなさんは転職先に対して、何を決め手にしていますか?
老舗転職エージェントである「パソナキャリア」が行った「就業満足度に関するアンケート」調査結果によると転職先の決め手となった項目は以下のようになりました。
1位 | 仕事の内容・やりがい | 85.9% |
---|---|---|
2位 | 年収 | 71.8% |
3位 | 労働時間・休日などの労働条件 | 67.8% |
≪出典:転職成功の決め手は仕事内容とやりがい!次こそ後悔しない会社選びを |パソナキャリア≫
このように、転職先の決め手となった一番の理由は、「仕事の内容ややりがい」でした。
もちろんお給料も重要なことですが、仕事自体にやりがいを得られないままお給料だけが良くても、意味がありませんよね。
ただ、これはあくまでバランスだと思われます。というのも、仕事のやりがいを重視しても、極端にお給料が低かったから生活をすること自体が安定しません。
仕事にやりがいを感じても、労働時間が長く、残業が続いたら体が持ちませんよね。
転職先を決める上では、まずやりがいを重視して、そして年収や労働時間との兼ね合いも考慮すると良いでしょう。大切な転職なので、悩むのは当然のことです。
そのような時は、自分だけで転職先を決定せず、家族や友人、ときには転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談することも視野に入れてみてください。
転職の内定をもらってから迷う場合に考えておきたいこと!
転職は内定をもらうまでが大変ですよね。それだけに、内定をもらうとほっとすると同時に「本当に内定先に転職して良いのか」、「もっと良い会社に出会えるのでは」なんて思うこともあります。
ここでは、内定に迷うときこそ、考えておきたいポイントを整理してご紹介させて頂きます。
まず内定に迷う人には、いくつかの特徴がありますので、それぞれみていきましょう。
情報をうまく処理できていない
まず情報をうまく処理できていない人の特徴として、「内定が出た会社の特徴をうまく処理できていない」場合が考えられます。
内定先のメリットは?デメリットは?などうまく処理できていないと、年収は良いけど、労働時間が長いなど迷いに迷ってしまいます。
全てメリットだけの会社など存在しませんので、自分が何を優先するのかを先に紙などに書き出しておきましょう。
周囲の意見に流されてしまう
次に、自分では内定先に転職したいと考えていても「周囲の意見に流されてしまう」です。
特に両親や家族に反対された時は「やっぱり内定先を辞退した方が良いかな」と不安に感じますよね。
そのような場合は、「自分の人生は、後悔のないように自分で決める」ということを意識してください。どんなに家族が反対しても、あなたが内定先に納得しているのなら、それで良いのです。
もしあなたが、家族が反対したからという理由で辞退してしまうと、「やっぱり辞退しなければ良かった」と後悔するかもしれません。
自分で決めた決断ならば、たとえ内的先が失敗だったと思っても、教訓になるだけです。
内定を決めるための判断材料を決めていない
そして最後に「内定を決めるための判断材料を決めていない」というのも注意が必要です。
判断材料とは、年収ややりがい、希望の部署、福利厚生、通勤距離など、これだけは欠かせない要素のこと。自分にとって、最も重視すべきはどの要素なのかを予め決めておけば、迷う時間も減りますよね。
複数の会社から内定をもらったときに選ぶ決め手は?
ここでは、複数の会社から内定をもらったときに選ぶ決め手について、ポイントを絞りご紹介させて頂きます。
志望動機とリンクしている仕事かどうか
複数の会社から内定を頂くほど、嬉しいことはないですよね。ただ、どの会社も希望を出した会社ですから、すごく迷ってしまいます。
そのようなときは、「志望動機とリンクしているか」で選びましょう。というのも、内定をもらった会社の中には、自分が志望を出した部署とは異なる部署の内定や職種が決まる可能性もあります。
内定をもらった会社の中に、そのような会社があった場合には、志望動機とリンクしている会社を優先的に選ぶと良いでしょう。
もちろん志望動機と異なる部署にチャレンジするのも良い方法ですが、異なる部署へ入社して、後悔してしまっては意味がありません。自分の思い描いているキャリアプランを実現できる部署に決定しましょう。
年収などの給与体系はどうか
複数の会社から内定をもらった場合に、年収や給与体系についても判断しておきましょう。年収を比較して、どの会社が自分の希望する給与と見合っているか判断する必要があります。
自分が希望する会社から希望の部署に内定が決まっていても、あまりにも年収が低い場合には、やりがいはあっても経済的に大変です。特に、家族を養っている方の場合には、年収も慎重に検討しましょう。
ただ、独身の場合で希望の部署に内定が決まっているのなら、給与よりもやりがいを優先するのも良いでしょう。家庭内の状態ややりがいとのバランスを見て判断してください。
会社の雰囲気
面接を受けた際に、会社内の雰囲気を少なからず目にする機会がありますよね。
給料が安定していて、希望の部署に内定が決まっても、会社内に元気がなかったり、働いている社員の表情が疲れきっていたら、少し考えた方が良いかもしれません。
もちろん、採用前に会社に行く機会は限られていますので、その中で判断するのは難しいはず。とはいえ、その一瞬でも「社員同士がフレンドリーだった」や「社内が静まりかえっていた」など、反応が見えるかもしれません。
複数の会社から内定を頂いた際は、もう一度会社内の雰囲気を思い出してみて、自分が伸び伸びと仕事ができそうな会社を選ぶと良いでしょう。
勤務地
複数の会社から内定をもらっても、企業規模が大きくなると希望の勤務地に配属になるとは限りません。
中には、希望地とは離れた勤務になる場合もあります。そのような場合に、単身赴任や遠方での業務になることも視野に入れるのか、それとも地元での転職が良いのかを判断しておく必要があります。
やりがいだけでなく、家族がいる場合は、遠方での勤務の際に家族は地元に残すのか、それとも一緒に住むのかなど悩みどころです。
この場合は、やりがいだけで優先できないこともありますので、家族と相談して決定しましょう。
通勤距離
内定をもらった企業の中で、遠方の勤務地への配属にはならなかったものの、通勤距離が長く時間のかかる会社の場合もあります。
そのようなときは、会社の残業時間との兼ね合いを判断しましょう。
月の残業時間が30時間だとします。1ヶ月あたり20日ほど勤務すると、1日あたりの残業時間は、1.5時間です。
定時が18時までの勤務なら、19時30分までは残業をする可能性が高いですよね。通勤に片道1時間かかるなら、何事もなく帰宅すると20時30分には帰宅できるということになります。
ただ、職種によっては繁忙期がある場合もあり、面接を受ける際は、事前に繁忙期の残業時間についても確認しておくと良いでしょう。
そこまで整理すると、帰宅時間の目安が見えてくるはずです。
転職先の賢い選び方のポイントって?決め方は?
世の中にはたくさんの職場が存在します。その中からいくつか転職先の候補を絞っていくのは簡単な作業ではありません。そこでまずは、転職先選びのポイントや決め手についてご紹介します。
ポイント1「自分が何を重要視したいかを考える」
転職活動が前に進まずに困っているという方の中には、ただやみくもに求人検索をしているという方も多いのではないでしょうか。
希望職種が決まっていれば、とりあえず求人検索ができますが、それだと転職先選びで決め手に欠いてしまい、エントリーするまでに至らないというパターンも少なくないはずです。
そうした状態を打開するためには、まずは「転職先選びでの優先項目」というものをハッキリさせていく必要があります。
リクルートエージェント では、2017年2月24日〜3月6日の期間に渡り、第32回転職世論調査を行いました。
この調査は、株式会社リクルートの転職エージェントサービス「リクルートエージェント」の登録者の中から、何からかの手段で2016年6月〜11月に転職を実現した5,496名のうち、1,008名による回答をまとめたものです。
≪出典:第32回転職世論調査|株式会社リクルート≫
その結果、「転職先を選ぶ際の優先項目」において、同業界同職種・異業界同職種・同業界異職種・異業界異職種の合計が、「年収額(62.4%)」「やりたい仕事かどうか、仕事のやりがい(61.2%)」、「勤務地(56.0%)」、「自分の経験・スキルが活かせる(51.0%)」という回答でした。
ちなみに、第31回の転職世論調査でも、「年収額」が最も多く、次いで「勤務地」、「社風や職場の雰囲気」、「企業の規模や安定性」が挙げられています。
どの項目を重視するのかは、人それぞれではありますが、年収を重視するのか、それとも勤務地を優先的に考えるのか、またはやりがいを重視するのか、この調査結果を参考にしながら決定してみてください。
前述した通りですが、年収のみを重視しても、やりがいを感じにくい会社ならば意味がありませんし、その逆もしかりです。
このような項目の中で何を重要視したいかを、あらためて考えてみてはいかがでしょうか。
ポイント2「重要視したい項目が複数の場合は優先順位を決める」
上記を参考にしながら、自分なりに転職先選びで重要視したい項目を考えていく中で、その項目が複数挙がってくることも多いです。
もし、優先項目が2つであれば、その両方を満たす転職先を見つけることも可能と言われていますが、それ以上となると転職先選びが難航し、なかなか決められないという状況になりかねません。
それを避けるためにも、重要視したい項目を2つまでに絞ったり、あるいは重要視したい項目の優先順位を決めたりといった作業が必要になります。
ポイント3「転職エージェントの有効活用」
上記のように自分が転職先選びで重要視したい項目を考え、企業調査も自分なりにしっかりと行ったとしても、転職先に求める理想と現実とのギャップに苦しむ場合もあります。
特に転職先選びで「社風」を重要視させた場合、「思っていたような社風ではなかった」という結果になることもあります。
そのような結果になるリスクを下げるためには、転職エージェントのご利用をオススメいたします。
転職エージェントは、企業の訪問や担当者との面談などを通して企業調査を行っているため、サイトを見ているだけではわからないような情報もつかむことができます。
よって「職場の雰囲気は実際のところはどうなのか?」といった踏み込んだ部分まで知ることができ、そこで得た情報を無料の転職支援サービスに反映させているので、より中身の濃い情報を知りながら転職活動を進めていくことができるのです。
こうした安心のサポートを有効活用すれば、転職活動への不安も解消していただけるのではないでしょうか。
人気の転職エージェント
転職エージェントをご活用の際は、それぞれのエージェントによって特徴が異なります。自分にあった転職エージェントに登録してみましょう。
当サイトでは、「運営元がしっかりしている」、「サービス内容が充実している」、「評判や口コミが良い」、「求人数が多い」などの特徴をもった転職エージェントをご紹介しています。
転職先の決め手に悩む方は、ぜひ経験豊富なキャリアアドバイザーに相談してみてください。
転職エージェント | 特徴 |
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マイナビエージェント | 株式会社マイナビが運営する全国約50箇所に拠点を持つエージェント。20〜30代の転職に強く、幅広い案件を保有。 |
type転職エージェント | 転職者の約71%が年収アップという実績。首都圏の案件が中心で、IT・通信、メーカー、サービス分野が得意。 |
パソナキャリア | 職種ごとに選任のキャリアアドバイザーがつき、親切なサポートが得られます。また、全国にエージェントの支店があるのも特徴です。 |
DODA | 国内トップクラスの求人数を誇る転職サービスです。案件も豊富ですし、転職サイトと転職エージェントのサービスを両方使用できます。 |
会社先選びの注意点!失敗しないために気をつけること!
ここまで転職先選びのポイントについて紹介してきましたが、最後はその注意点について紹介していきます。
転職先選びで気をつけることを知ることで、思わぬ失敗を防ぐことができるはずです。
ワンマン経営の会社に転職しないためには?
転職活動に失敗したと感じる方の中には、社長のワンマン経営によって振り回されていることを失敗の理由として挙げる方も少なくありません。
そんなワンマン経営な会社かどうかを見極めるためには、以下のポイントに注意してみてください。
社長の態度
社長なので多少態度が大きくても不思議ではないですが、「何かやけに態度がでかくないか」と感じたら、その会社は避けたほうが無難かもしれません。また社長の態度に関連して、同族会社も注意が必要です。
同族会社の全てがそうであるとは限りませんが、一部の会社では同族だけが役職に就いたり、高待遇で迎え入れる代わりに、通常のルートで入社した社員への待遇に影響が出る可能性もあります。
従業員が社長に気を遣いすぎている
社長の機嫌を損ねないように常に社長に近い部下がへこへこしていたり、他の従業員も社長に気を遣いすぎていたりする雰囲気があれば、注意が必要です。
なお、リクナビNEXTで紹介されている経験談にはこんな事例もあります。
37歳・企画営業
事業計画も組織も人事も社長の機嫌次第。会議で決めたことがテレビや新聞のニュースに感化されて翌日ひっくり返される、なんてことも。
今思えば…社長面接の後、即採用通知が来た。手続きの確認のため人事に電話したら、何と募集をしていたこと自体を人事が知らなかった!
給与や待遇に不満足!な会社に転職しないためには?
転職を考える方の中で、給与や待遇をまったく気にしないという方はおそらくいらっしゃらないはずです。それくらい重要かつ基本的なポイントである「給与・待遇」。
もし、給与・待遇を最重要視しているという場合は、面接の段階である程度踏み込んだ質問をしておくと安心です。
ただ、質問内容がそればかりになるのもNG。何事もバランスが重要です。
また、この給与・待遇面で失敗した!という転職経験者の経験談を、同じくリクナビNEXTから紹介いたします。
その経験談の中に、「ハズレな会社」のポイントも見え隠れしています。
25歳・システムコンサルタント
実力主義だとしつこく言う割に、上司の評価を得ても昇給額がたったの500円。その上諸手当がどんどん廃止になり、実質昇給ナシ。
今思えば…昇給の基準を聞いてもうまくはぐらかされた。稼いでいる人の給与額を教えてもらったものの、実情は単に残業が多いだけだった。
25歳・施工管理・建築
契約社員として入社。募集要項では正社員への登用有りとのことだったが、実際に登用された人は皆無、制度そのものもあいまい。
今思えば…面接時に、いつどのように正社員になれるのか聞いてみたが具体的な説明がなかった。もっとつっこんで聞いておくべきだった。
転職を決断できない!迷いを断つための方法は?
転職を決断できない場合に、迷いを断つための方法についてご紹介させていただきます。
転職したいけど、決断できない理由はどこにあるのでしょうか。また、転職を成功させるための転職エージェントについても触れていきます。
転職したいけど決断できない理由!
慣れない環境への不安
転職をしたいけど決断できない理由の1つに「慣れない環境への不安」があります。
たとえば、同業種同職種に転職する場合は、ある程度業務内容や、仕事の手順を把握しているため、そこまで不安にならないかもしれません。
ところが、異業種異職種となると、全く新しい環境ですし「仕事を覚えることができるのか」、「職種特有の人間関係があるのでは」と感じてしまいます。
それらの不安を払拭するのは大変ですよね。そのような場合には、自分の目的はどこにあるのかを明確にすると良いでしょう。
「あなたが、転職をしようとするのは何のためですか?」給料アップのために転職するのか、もしくは将来のキャリアを見据えてするのか、転職する目的を明確にしましょう。
たとえば、異業種への転職だとしても、手に職をつけて、将来独立したいという目的があれば、多少人間関係が気になっても転職を決断できるかもしれませんよね。
その一方で、単に今の仕事が嫌だからという理由で転職をしようとしても、次の職場も人間関係でつまずく可能性もあるため、なかなか決断できないでしょう。目的が明確であれば、より決断がしやすくなります。
給料面での不安
転職したい会社は見つかったけれど、その業種が未経験であったり、第二新卒での転職の場合は給与が下がる場合もあります。
せっかく転職するのに、給料が下がってしまっては意味がないと感じる方も多いですよね。
そのような場合では、給料だけではなく長期的にみてその会社で得られるスキルや実績についても考慮すると良いでしょう。たとえば、短期的に給料が下がっても、それに見合うだけのスキルや実績が得られますか。
この質問に納得できる人は、転職を決断しやすいはずです。長期的にみても、何のメリットがない場合には、給料が下がることも考慮すると、転職を再検討した方が良いかもしれません。
今後どうなりたいのかイメージできていない
転職をしたいけど、決断できない理由として「今後自分がどうなりたいのかをイメージできていない」という理由もあります。
単純に「給料が良いから」、「採用してもらえそうだから」、「自分でもできそうだから」という理由で、転職を決めようとすると、決定的な判断材料がないため、転職をする決断が出せないときがあります。
これは、今後自分がどうなりたいのかをイメージできていないからです。
たとえば、今までは営業ノルマがプレッシャーで苦しかったから、次の転職先はノルマのないルート配送業に就きたいなど。
これまでの社会人経験をもとに、具体的にどうなりたいかをイメージできれば、異業種であってもチャレンジしやすいはずです。
転職を決断する考え方のポイント!
5年後・10年後の未来を想像する
転職をなかなか決断できない人が、決断するための考え方として「5年後、10年後に自分がどうなりたいか」をイメージすると良いでしょう。
自分の中に、「こうありたい」というイメージが今現在ないという方は、少し想像してみてください。
たとえば、未経験でエンジニアになりたいと考えている人がいたとします。このような場合は、業界未経験ということもあり、基本給自体も低い可能性があります。
しかし、エンジニアは現在人手不足で、多くの需要が見込める職種です。さらに誰でもできる仕事でないことから、年収も高い。
このような背景要因を考えると、お給料が低かったとしても、5年後にはお給料アップや、ポジションの確率、独立という選択肢の可能性も高いです。
このように自分が5年後、10年後にどうなりたいかをできるだけ、細かくシミュレーションできれば、転職への決断もつきやすいでしょう。
今の会社を辞めたい原因は修復不可能?
会社を辞めたい理由は、人それぞれです。「人間関係がつらい」、「これ以上の成長は見込めない」、「労働時間が長く過重労働」、「給料アップが見込めない」など。
では、それらの辞めたい理由は、もう修復できないのでしょうか。たとえば、「給料アップが見込めない」のは、会社の業績が低迷しているからでしょうか。
もしそうであれば、会社は打開策を用意しているでしょうか。会社が少しでも現状をよくしようと努力しているのなら、良いのですが、そうでないのなら転職も選択肢の1つです。
辞めたい理由が、修復不可能の場合には転職を考えましょう。
転職を成功させるための転職エージェント!
ここからは、転職を成功させるための転職エージェントについて、それぞれの特徴を踏まえながらご紹介させて頂きます。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、株式会社マイナビが運営する国内に60箇所も拠点を持つ大手転職エージェントです。
主に、新卒から第二新卒の転職を得意とし、あなたに合った選任のキャリアアドバイザーが、求職者に最適な業種や職業を紹介してくれます。
面接対策はもちろん、職務経歴書の添削など充実のサポートが魅力。また、全国に拠点があるからお住まいの地域での転職案件も豊富です。
どの転職エージェントに登録して良いのかわからないときは、まずマイナビエージェントに登録して損はありません。
取り扱う業種・職種も、「IT・エンジニア」、「営業職」、「MR・メディカル」、「ものづくり・メーカー」、「コンサルタント」、「経営」など幅広いです。
DODA
dodaは、国内大手の転職エージェントで、全国に支店を持つエージェントサービスを展開しています。
大手転職エージェントの中でも求人数が圧倒的に多く、非公開求人を含めると常時10万件以上の案件が揃います。
また、転職エージェントのみならず転職サイトとしても利用できるため、自分のペースで求人を探したい方にもおすすめです。非公開求人は、求人情報の8割〜9割も存在します。
またdodaの転職サービスに登録すると、企業からのスカウトメールを受け取ることもでき、忙しい方でも、転職活動をスムーズに進めることが可能。
求人の質や量ともに、人気のある転職エージェントサービスを展開しています。マイナビエージェント同様、登録しておいて損はないでしょう。
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、イギリスロンドン発祥の日系転職エージェントになります。イギリス本国とアジア8カ国で展開しており、外資系企業や海外進出企業への転職実績に優れています。
ほかの転職エージェントとは異なり、ここでしかない国内大手、外資系、海外進出案件も取り扱っている点が魅力的です。
また、総勢650名のコンサルタントが在籍しており、その一人一人が業種に合わせた知識を持ち合わせているため、転職希望者にあった求人を提案してくれます。
これまでの転職実績は、約43万人と多く、30〜40代のミドル層の転職が得意です。
転職エージェントの質に関しても、満足のいく評価が高いため、ミドル層で転職をお考えの方は、参考にしてください。
type転職エージェント
type転職エージェントは、1994年から人材紹介事業を行っている老舗エージェントです。
type転職エージェントを利用した実に、71%が年収アップをしているという実績があります。キャリアアドバイザーも業種や職種によって、選任のアドバイザーがつき、1対1で転職支援を行ってくれます。
type転職エージェントは、「IT・エンジニア」、「営業職」に強く、紹介実績も非常に多いです。こちらの業界の転職に興味のある方は、登録してみると良いでしょう。
サポート可能エリアですが、東京・神奈川・千葉・埼玉が中心ではありますが、関東圏にお住まいの方なら、登録しておくと良いでしょう。転職実績のある年齢層は、26〜35歳までが最も多いです。
そのほかにも、type転職エージェントを運営する「株式会社キャリアデザインセンター」は、「女の転職@type」という女性に特化した転職サイトや、男女関係なく幅広い求人を検索できる「@type」、さらに女性に特化した転職エージェント「type女性の転職エージェント」も運営しています。
それぞれのニーズに対応できる点が、魅力となっています。
パソナキャリア
パソナキャリアは、幅広い業界の求人を掲載し全国に支店があるため、都心部だけでなく、地方案件もあるため、自分に合った案件を探すことが可能に。
扱うカテゴリも、「IT・WEB業界」、「メディカル業界」、「ものづくり業界」、「不動産・建設業界」、「コンサルティング」、「金融業界」など幅広く対応できます。
25万人分の転職ノウハウが蓄積されており、求人数は40,000件以上も保有しています。
また、転職後の年収アップ率は、67.1%にものぼります。なお、取引実績企業は、16,000社以上もあり、豊富な案件があるのも頷けます。
また、担当のキャリアアドバイザーが親切で丁寧だったなど、案件紹介、応募書類の書き方、面接対策なども充実しています。
大手の転職エージェントに登録している人であれば、サービスを補完するために、パソナキャリアに登録するのも良いでしょう。
さて今回は、転職先選びのポイントや注意点を紹介してきました。
転職活動の経験がない方や過去に失敗したことのある方は、特にこうした情報を得ることがとても大切になってきます。
今回お伝えした情報が、転職活動を始める上での参考になれば幸いです。