営業職のキャリアアッププラン!必要な資格やスキルまとめ!
「営業職にはどんなキャリアアップの道があるんだろう?」これからの営業職としての働き方を考えていくうえで、やはりこの点は気になってくるものです。
また、営業職のキャリアアップについては、以下の様な疑問が出てくることもあります。
● 「営業職のキャリアパスにはどんなコースがある?」
● 「営業職としてのキャリアアップのために、何か必要な資格はある?」
● 「営業職としてのキャリアアップのためには、どんなスキルが必要?」
もしかしたらあなたも、こうした疑問に心当たりがあるかもしれません。
そこで今回は、営業職のキャリアアップについて掘り下げた内容をお届けしていきます。
今後の自身のキャリアについて考えるときに、こうした情報はきっと参考にしていただけますよ。
気になる営業職のキャリアパス!キャリアアップするためにはどうする?
営業職のキャリアパスには、いくつかのコースがあります。こちらでは、そうしたキャリアパスの内容について紹介しています。
営業職のキャリアパス@
1.営業畑で昇進をしていくコース
営業職⇒営業課長⇒営業部長⇒役員
こうした流れに乗って営業畑で出世をしていくというキャリアアップの形も、営業職にはあります。
「営業職のキャリアアップ」をイメージするときには、こうした出世コースがいちばんイメージしやすいかもしれません。
ただ、営業職としての経験を積めば、誰もが昇進できるわけではありません。
当然のことながら、営業職ひとり一人に部長や課長などの管理職のポストが用意されているわけではありませんから、たくさんの営業職の中でそのポストに収まれる人は一握りということになります。
したがって、その一握りになるためには、営業職時代にトップレベルの営業成績を残す必要があります。
その会社によって評価基準は異なる可能性があるものの、営業畑での出世を目指すのであれば、社内でいちばん営業成績が良い人にならないと出世できないくらいに考えておいて損はありません。
そして営業課長等に昇進をした後は、そのチーム力やチームとしての営業成績をさらに高められるように、部下からの信頼を得るための努力をしたり、効果的な営業戦略を立てたりといった工夫が求められるようになります。
営業職のキャリアパスA
2.営業職を極めるというキャリアパス
営業職には、仕事を辞めるまでずっと一営業職であり続けるというキャリアパスも存在します。
この営業職は、他の営業職とは一線を画する特別な営業職であり、営業職という肩書の中でもっと大きな数字を獲得することや、より責任のある仕事へとチャレンジしていきます。
管理職へのキャリアアップにあまり興味がなく、ずっと一人の営業職であり続けたいという人にとっては、このようなキャリアアップの仕方は魅力的かもしれません。
こうした特別な営業職には、コンサルティングも担当するような人もいます。
そういった仕事もできるようになるためには、マーケティングやその業界に関する知識も相当必要になってきます。
また、このような営業職を極めるキャリアパスだと、「独立」を選ぶケースもあります。
独立といっても自分で会社を立ち上げるのではなく、会社と個人事業主として契約し、歩合制や年俸制で仕事をするのが一般的です。
しかしこのような契約は、営業成績が会社が求めるレベルでないと首を切られるというリスクをもはらむものですので、会社員として営業職をやるのとはプレッシャーのかかり方が段違いです。
営業職のキャリアパスB
3.他の分野でキャリアアップを目指す
営業職は、営業畑でないとキャリアアップできないというわけではありません。
営業職としての経験を活かすことができる分野は他にもあります。
例えば営業職は、仕事を通してマーケティングやコンサルティングといった分野の経験や知識も積むことができるので、その分野へのキャリアチェンジによってキャリアアップを実現することも可能です。
また、営業職の育成に興味があるのであれば、人材教育の分野へのキャリアチェンジという道もあります。
あまりにも大胆なキャリアチェンジには抵抗があるという場合には、こうした関連性の強い分野に注目してみるといいかもしれません。
営業職のキャリアアップのために役立つ資格やスキルまとめ!
営業職としてのキャリアアップを実現するため役立つ資格やスキルには、一体何があるのでしょうか?
営業職のキャリアアップのために役立つ可能性のある資格やスキル
中小企業診断士
経営コンサルタントや経営幹部などとしてのキャリアを考えているのであれば、是非注目したい資格です。
中小企業診断士の資格があることで、経営全般に対する高度な知識があるということを証明できますから、それがキャリアアップにも大いに役立ってくれます。
TOEICのハイスコア
TOEICで800点以上のスコアがあると、一般的にはその英語力に申し分ないという評価を得ることができます。
ですから海外出張や海外赴任なども任されやすくなりますし、また外資系企業への転職などにもTOEICのハイスコアはプラス材料になります。
ファインナンシャルプランニング(FP)技能検定2級
保険や税金、年金に対して幅広い知識を有していることを証明できます。
またFPであるということでプランニングのスキルを示すことにもつながるので、名刺にこの資格名があることでクライアントからの信頼度がグッとアップするなどの効果を生みます。
よって、キャリアアップや転職にも良い影響を与えることができます。
課題を見つける力や聞く力を磨いていく
リクナビNEXTが行った「営業の仕事に必要だと思うスキルは?」というアンケートにおいて、上位2つにきたのが「課題発見力」と「ヒアリング力」でした。
キャリアアップをして管理職になってからはまた違ったスキルも求められることになりますが、これからキャリアアップを目指すのであれば、まずはその2つのスキルをさらに磨いていくことが重要です。
それが自身やチームの営業成績の向上にもつながってきます。
≪出典:リクナビNEXT≫
この他にも、営業職のキャリアアップに役立つ可能性のある資格としては「宅地建物取引主任者」「消費生活アドバイザー」「基本情報技術者」「MBA」「応用技術者」などがあります。
さて今回は、営業職のキャリアアップについてさまざまな情報をお届けしてきました。
そんなキャリアアップは、「転職」がきっかけで実現されることもあります。
もし、今の会社でのキャリアアップはあまりイメージできないという場合は、是非転職も前向きに検討してみてくださいね。