給料が上がらない場合はどうすべき?給料の上がり方と転職!
「給料が上がらない」と悩んでいる方も多いはずです。
そんな悩みを解消するためには、どのような行動を取っていけばいいのでしょうか。
今回は、そういったお悩みの解消につながる以下の様な情報を紹介していきます。
● 給料の上がり方について
● 給料が上がるタイミングって?
● 昇給なしってあり?
● 給料が上がらない場合は思い切って転職すべきか
もし何か気になる内容があれば、気軽にチェックしてみてくださいね。
給料が上がらないモヤモヤの解消にはまず知識を得ることから!
給料が上がらないと嘆く方の中には、給料の上がり方についてよく知らないという方も多いかもしれません。
まずはその点について、詳しくチェックしていきましょう。
基本は昇給年1回だけれど…
求人票を見ると、昇給については「年1回」となっていることが多いことに気づくはずです。
それが示すように、基本的には昇給というのは年1回行われており、昇給時期としては4月が一般的です。
しかし、年1回の昇給があるにも関わらず、給料が上がっているという実感がほとんどないという方も多いはずです。
それには昇給率が関係しています。
平均的な昇給率は、中小企業であれば「1.45%」程度とされ、決して高いとは言えません。
もし昇給率が1.45%で月収が25万円とすれば、昇給額は3,500円前後となります。
それが年に1回あるというのは、もちろん嬉しいことではありますが、それを数年続けたところで大幅な給与増を実感することは難しいと言えます。
一方大企業の場合も、中小企業と比べると昇給率は高いとは言え、それでも平均は「2.59%」程度とされます。
中小企業も大企業も、それぞれ1.45%と2.59%が“平均”ということになるわけですから、当然その平均を下回る昇給率の企業もあります。
そうなるとますます、「給料が上がらない」という気持ちが強まってしまいます。
昇給なしの会社も存在する
みなさんの中には「正社員であるにも関わらず昇給がない」と嘆いている方もいるのではないでしょうか。
そのような状況だと、「昇給がないなんて違法ではないのか?」と思われるかもしれませんが、昇給システムがないこと自体は違法ではないのが現状です。
しかしながら、そういった会社でも「臨時昇給」がある可能性はあります。
臨時昇給は、昇給に値する従業員にのみ昇給が行われるというシステムのものです。
こうした昇給についての記述は労働契約書などで確認できますので、昇給について気になることがあればそれをまずは確認してみましょう。
「給料が上がらない…」そのモヤモヤを転職活動のモチベーションにつなげよう!
今の給料でおおむね満足しているのであれば、給料がなかなか上がらなくても辞めるという考えはあまり出てこないかもしれません。
しかしそうでない場合は、給料が上がらないというのは辞める理由として成立します。
ここでは、給与アップを成功させるための転職活動のポイントについて紹介していきます。
基本給が少しでも高い会社を探す
給与アップを実現させるための転職活動としては「基本給」に注目することが大切です。
それが今の会社よりも高い会社を選ぶことが、給与アップ実現には当然不可欠となります。
またそれに加え、ボーナスが何ヶ月分出るのかが求人票を通してわかる場合は、それも踏まえた上で現状と比較していきましょう。
そして当然、昇給が年1回行われる会社を選ぶこともポイントです。たとえ昇給率が低くとも、昇給額がゼロよりはマシです。
転職エージェントを利用してみる
転職エージェントというジャンルの転職サービスでは、キャリアアドバイザーへの相談や面接対策といったサポートを無料で受けられます。
そのキャリアアドバイザーに対して「今よりも給料の高いところで働きたい」といった希望を伝えれば、それを踏まえながら選出した求人を紹介してもらえます。
さらに転職エージェントは「非公開求人」を多く扱っており、その中には人気殺到が予想される好条件求人などもあります。
転職エージェントに登録すれば、その非公開求人も紹介してもらえますから、より魅力的な求人も見つけやすくなるはずです。
転職を決意するならなるべく早めが良いかも
最近では、これまでよく囁かれていた「35歳転職限界説」が崩れつつあるなんてことが言われることもありますが、残念ながらその限界説が当てはまってしまうこともあります。
ですから給与アップという大きな目標を実現させるためには、なるべく早めに行動をするというのもひとつの考え方です。
さて今回は、「給料が上がらない」という悩みの解消に近づくようなさまざまな情報を紹介してきました。
「もう少しでいいから給料を上げたい!」そういった願いを叶えるために、自分なりにできることを是非始めてみてくださいね。