再就職支援サービスまとめ! セミナーや説明会、転職成功率は?
再就職に向けて活動を開始しようというときには、「ちゃんと再就職できるだろうか」といった不安がつきまといがちです。
ある程度年齢を重ねていたり長いブランクがあったりすると、その不安も大きくなりやすいですよね。
また再就職に対しては、以下の様な疑問が生じてくることもあるかもしれません。
● 「再就職支援会社って?サービスはどんな内容?」
● 「再就職セミナーってどういった内容?」
● 「再就職の成功率ってどれくらいある?年齢が高くなるとやっぱり厳しい?」
今回紹介する情報は、こうした疑問を解消していただける内容となっています。
気になった方は、是非このままご覧になってみてくださいね。
再就職支援会社とサービス内容まとめ!再就職支援セミナーは?
再就職支援会社とは、どのような会社なのでしょうか?また、そのサービスはどういった内容なのでしょうか?
再就職支援会社って?サービス内容は?
再就職支援会社は、主に退職勧奨などで退職をする中高年を対象としてサービスを提供する会社です。
この再就職支援会社が提供するサービスは、転職エージェントとは異なり個人契約によって利用するものではありません。
法人契約を行った企業の従業員に対して提供されるものなので、ご利用の際は在籍企業が契約している再就職支援会社のサービスを利用することになります。
サービス内容は会社ごとで異なる場合がありますが、おおむね以下の様なサービスが提供されています。
再就職支援サービスの主な内容
カウンセリング、求人情報の提供
キャリア相談だけでなく、メンタルヘルス相談なども含まれます。
退職勧奨による退職ですと人によってはメンタルヘルスの問題が出てくることがありますから、そういったことに関する相談も重要になってきます。
応募準備
応募書類の書き方や面接対策などで、再就職希望者をサポートします。
入社後に向けたアドバイス
新しい会社で前向きに働いていくためのアドバイスなども行っています。
この他、再就職支援会社によっては、書類作成や面接対策といった再就職活動のための基本的な研修やメンタルヘルス対策、パソコン実技研修などの研修制度もあります。
どんな会社が再就職支援サービスを行っている?
再就職支援セミナーの内容とは?
ハローワークなどで開催されている「再就職支援セミナー」は、応募書類の書き方のポイントや面接対策などの実践的な学びの場となります。
ただこうした説明会は一般的に一対一でレクチャーを受けられるわけではないので、専任のキャリアアドバイザーがつく再就職支援会社のサービスとは似ているようで違います。
本格的な再就職活動に向けた第一歩としては、こうしたセミナーのような場は役立つかもしれません。
再就職の成功率ってどれくらい?各再就職支援会社を比較!
再就職を目指す立場としては、その成功率(再就職率)というのがどの程度あるのか気になるものですよね。
再就職支援会社によってはそれをWebサイトで公開していますので、以下でのデータを紹介していきます。
再就職支援会社の成功率
会社名 |
離職期間 |
再就職率 |
|
---|---|---|---|
リクルートキャリアコンサルティング |
3ヶ月 6ヶ月 9ヶ月 12ヶ月 |
48% 76% 86% 93% |
※2016年4月1日〜2016年9月30日までの支援実績から算出。 |
12ヶ月 |
91% |
※2015年6月〜2017年5月までの支援実績から算出。 (活動休止中の利用者は算出の対象外。) |
|
テンプスタッフ |
3ヶ月 6ヶ月 9ヶ月 12ヶ月 |
42% 69% 80% 92% |
再就職決定までの平均活動期間は5.3ヶ月。
※2017年9月末実績 |
マンパワーグループ |
6ヶ月 9ヶ月 |
約60% 約80% |
再就職決定までの平気活動期間は5.55ヶ月。
※データ算出期間は不明。 |
ランスタッド |
3ヶ月 6ヶ月 9ヶ月 12ヶ月 |
39.8% 65.2% 84.8% 91.6% |
※データ算出期間は不明。 |
6ヶ月以内の再就職の成功率では、リクルートキャリアコンサルティングの「76%」がもっとも高いという結果になりました。
さらに12ヶ月以内の再就職率を公表している上記再就職支援会社の再就職成功率は、いずれも「90%以上」と高い数値を記録しています。
ただ12ヶ月にわたって再就職活動を継続するのはなかなか大変なので、なるべく早めに再就職先を決められるように心がけながら活動していきたいですね。
再就職者の年齢などもチェックできる
上記再就職支援会社のWebサイトでは、再就職を実現した利用者の年齢などの詳細な情報も公表されています。
再就職支援サービスの主な利用者は中高年ですが、中には20代や30代前半の若い利用者もいます。
また同じ活動期間でも、年代によって再就職率に差が出てくる場合があります。
やはり39歳以下の若い年代が有利な傾向にありますが、活動期間によっては60歳以上をのぞきそこまで大きな差が出ない場合もあります。
ランスタッドの再就職支援サービスの実績を見る限り、やはり60歳以上は他の年代に比べ再就職成功率は下がります。
ただ60歳以上でも12ヶ月以内の再就職率は80%以上と比較的高いですので、長く頑張れば頑張ったぶんだけ結果が出やすくなるといえます。
こういった詳細な情報が気になる場合は、上記をはじめとした再就職支援会社のWebサイトをチェックしてみてください。
上記のように、従業員自らが個人的に再就職支援会社と契約するということはできませんが、これから再就職に向けた活動をしていくうえではそういった情報も役に立つのではないでしょうか。
さて今回は、再就職支援サービスの内容や再就職説明会、再就職の成功率など、再就職に関して掘り下げた内容をお届けしてきましたがいかがでしたでしょうか?
何かお役立ていただける情報があれば幸いです。