営業職は休日出勤や残業が当たり前!?ホワイト企業の探し方は?
「営業職は残業があって当たり前なイメージだけど、実際はどうなんだろう?」こんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
またそのような疑問がある場合、以下の様な点も気になっているかもしれません。
● 「営業職は休日出勤も当たり前なんだろうか」
● 「多少の残業は覚悟しているけど、あまりに残業が多いのは嫌だな」
● 「残業がほとんどないホワイト企業で営業職ができればなぁ」
そこで今回は、気になる営業職の残業時間についてやホワイト企業の探し方などを紹介していきます。
営業職の残業の実態などが気になっているという方は是非チェックしてみてくださいね。
営業職は残業が避けられない!?休日出勤はどうなの?
営業職には、何となく残業が当たり前というイメージもありますよね。
実際のところ、営業職はどれくらい残業しているものなのでしょうか?また、休日出勤はあるのでしょうか?
営業職の残業事情をチェック!
28歳の営業職100人に対してリクナビNEXTが行ったアンケートによると、一日の平均残業時間は以下の様な結果になりました。
上記を踏まえると、8割以上のアンケート対象者がほぼ毎日残業しているということになります。また同アンケートでは、以下の様な不満の声も上がっていました。
≪出典:リクナビNEXT≫
さらにdodaによる残業時間の多い職種ランキングトップ10には、2位に広告営業、5位に小売/卸営業、6位に建設/不動産営業、9位にサービス業営業というように、営業職が4つもランクインしていました。
なお、それら職種の各平均月間残業時間は以下の様になっています。
● 広告営業 41.9時間
● 小売/卸営業 38.5時間
● 建設/不動産営業 35.8時間
● サービス業営業 31.8時間
≪出典:doda キャリアコンパス≫
これらの調査結果を見てみると、やはり営業職という仕事には残業がつきものと言えそうです。
営業職の休日出勤事情をチェック!
業種によって異なりますが、営業職の場合は仕事柄、事前に休日出勤の可能性が知らされていることもあります。
第一生命総合営業職の場合
“出勤日は基本的に月曜日から金曜までの平日。お客さまのご都合にあわせて、土日に出勤をすることもありますが、その場合は振替休日を取得することができます。総合営業職は自分自身でスケジュール管理をしているので、プライベートの予定との調整も可能です。”
上記にもあるように、休日出勤をした場合も振替休日もしくは代休が取得できます。
ちなみに振替休日とは事前に法定休日と労働日を交換することであるため、休日労働にはなりません。このため振替休日がある場合は割増賃金は発生しません。
一方、代休は法定休日に働き労働日に休むことであるため、休日労働による割増賃金が必要になります。
なお、中には人員不足を理由に休日に急な呼び出しがあったり、ノルマ達成のために休日を返上して仕事をしたりというような、ブラック企業的な形で休日出勤があることもあります。
ですから転職活動の際には事前に休日出勤の可能性などについても確かめておく必要があります。
ブラック企業だけは避けたい…ホワイト企業で営業職をするにはどうすればいい?
比較的残業時間が多めな傾向にある営業職ですが、どんな職種でも残業が一切発生しないというケースはほぼありません。
それゆえ、多少の残業ならあなたもとくに気にならないかもしれません。
ですが、いわゆるブラック企業に当ってしまうと、過労死などの問題にもつながるおそれがあります。
だからこそ是が非でも知りたいのが「ホワイト企業の探し方」です。
ホワイト企業だけでなくホワイト業界にも注目
一般的にホワイト企業といわれる企業でも、総合営業職はブラックなんてケースはめずらしくありません。
ですからホワイトな環境で働くためには、営業職をする業界選びにもこだわってみてはいかがでしょうか。
現に上記の「残業時間の多いお仕事ランキング」でも、2位にランクインした「広告営業」と9位にランクインした「サービス業営業」とでは、平均月間残業時間に10時間ほどの差があります。
転職エージェントへの相談が安心
ホワイト企業やホワイト業界を自分ひとりで選ぶのは、なかなか大変です。
そこで頼りになるのが、dodaやtype転職エージェント、マイナビエージェント
などの「転職エージェント」です。
転職エージェントによる転職支援サービスでは、キャリアアドバイザーとのカウンセリングを通して、利用者の希望条件に合う求人を紹介してもらうことができます。
さらに転職エージェントは、企業の情報収集も踏み込んだ形で行っているので、求人票では知ることができない「社員の様子・社内の雰囲気」「労働環境」「評価基準」といった詳細な情報も持っています。
したがって、「ブラック企業は避けたい」というときの転職活動でも転職エージェントは大変頼りになるのです。
また、転職エージェントのキャリアアドバイザーは転職のプロで知識も豊富なため、「営業職にとってのホワイトな業界」などについてもアドバイスを得ることができます。
なお、職種は営業職ではないですが、実際にマイナビエージェントのサポートで残業時間を減らすことに成功した方の転職成功事例がありますので、それをここに紹介いたします。
“S・Iさんは月間100時間超の残業時間を抑えたいとのご希望がありご来社されました。一般的に技術職は残業が多い点が特徴ですが、お考えをもとに、比較的残業が少ないとされる【発注者サイド】での求人にご紹介をさせていただきました。ご本人としてはビル管理系職種と未経験でしたが、残業が大幅に少なくなったこともあり、ご家族と過ごす時間が多くなったと、お喜びのお言葉を頂いております。”
≪出典:マイナビエージェント≫
このような的確な提案をしてもらえるかと思うと、転職エージェントに対する興味も高まってくるのではないでしょうか。
さて今回は、営業職の残業や休日出勤事情、ホワイト企業の探し方などについて情報をお届けしてきました。
一般的に残業が当たり前なイメージの営業職でも、転職活動の仕方によって残業が少なめで働きやすい企業を見つけることは可能ですので、その希望を叶えるためにも是非前向きに転職活動をしていってくださいね。